MASTER:鮎
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Note#1-1 フジリュー版封神リスト(原作・原典の比較付)

「神界行きの365人を封神してもらう」というのがフジリュー版封神1巻で示された太公望の最初の目標だったわけですが、彼がなるべく敵を 殺さずに計画を進めたおかげで、実際に封神された人数は365人に満たないのではないか、と思ったことがあります。物語の途中で時々ちらほら 見えていた封神リストにも、物語の最後まで生き残った蝉玉や土行孫の名前があったりしたのに気付いていた方は多いと思います。じゃあなぜ名前 が載っていたんだろう?実際に封神されたのはどれくらいなの?そんな疑問を解決するべく、漫画を片手にちょっと調べてみました。
ただ「封神されてたのは○人でした!」では面白くない(というか、適当に魂魄飛んでるのもいるから正確な数を把握するのは無理)ので、原典で 封神されたかどうか、された場合はどんな神様に封じられたのか、どのタイミングで封神されたのかも記載してみました。なお、人力かつ1人で片 手間に調べているので、抜けがある可能性があります。もし見つけたらご指摘ください。
(※2019年1月31日追記:主にゲーム・完全版あとがき登場人物で、ゲームや原典で封神されていない人物が載っていたのを削除。封神リス トだしね…あと方弼・方相が抜けていたのを追加、張奎の神様の名前が抜けていたのも追加。今後、神様の名前について安能版と全訳版で異なる記 載になっているのを確認しているので、それの更新を行う予定です)

<表のWJ版/原典の項目の記号の見方>
○→封神された
×→死んだが封神されなかった
―→生きてる
?→死んだけど封神されたかどうか微妙(WJ版のみ・魂魄が飛んだ描写がないが遺体も残っているかどうか不明の場合)
…→未登場

第1巻「封神計画発動」
※第1回「封神の書」~第7回「妲己ちゃん 蠆盆を造る」
名前 WJ版 原典 神名 コメント
陳桐 群星正神・天羅星 WJ版で最初に封神されたカマキリ。
原典では五関の一つ・潼関の総兵で、黄家が朝歌を出て西岐に逃げる際に対戦、窮地に天化が駆けつけて倒した。
梅伯 × 群星正神・天徳星 WJ版では魂魄が飛んでいない(遺体が残っている)ため封神されていないと思われる。
炮烙の最初の犠牲者。
原典でもWJと同じく上大夫として仕えていたが、紂王に意見したため、炮烙の最初の犠牲者の最初の犠牲者になっている。


★その他注記事項…なし

第2巻「始まりの終わり」
※第8回「序章の終わり」~第16回「妲己ちゃん酒池肉林をする」
名前 WJ版 原典 神名 コメント
敖丙 × 群星正神・華蓋星 霊獣王の息子。WJ版では遺体が残っているため封神されていない模様。
原典では霊獣王ではなく、竜王(東海竜王)の息子という設定。
姜桓楚 × 群星正神・帝車星 酒池肉林の時に処刑された。東伯侯。姜妃の父。
WJ版では遺体が木に吊り下げられたままだったので、封神されていない模様。
鄂崇禹 × 群星正神・天馬星 酒池肉林の時に処刑された。南伯侯。
ちなみに帽子被ってた方が姜桓楚。白髪に長い髭の人が鄂崇禹。
WJ版では遺体が木に吊り下げられたままだったので、封神されていない模様。

★その他注記事項…なし

第3巻「未来視たちの弁証法」
※第17回「空の兄弟」~第24回「未来視たちのディアレクティーク 下」
名前 WJ版 原典 神名 コメント
姜妃 群星正神・太陰星 紂王の正妃。妲己の陰謀で牢に送られて自殺。
原典では紂王暗殺を企てたという濡れ衣により拷問を受け、その後ショック死。
なお、WJ版ではでは4大諸侯の処刑と姜貴妃の死の順番が原典とは逆になっている。

★その他注記事項…なし

第4巻「武成王造反」
※第25回「妲己・喜媚の3分間クッキング」~第33回「武成王造反5-哪吒・発進 !!!-」
名前 WJ版 原典 神名 コメント
姫伯邑孝 中天北極紫微大帝 姫昌の長男。ハンバーグの人とか言わないで。
ちなみに怖いことを指摘しておくと、姫晶の下にハンバーグが届いたのは昼。(昼ごはんとして出された)魂魄が封神台に飛んだのは 夜。死ぬとすぐに封神台に飛んでいくことを考えると、姫昌の食事時にはまだ伯邑孝は…あわわ。
中天北極紫微大帝は北極星を神格化したもの。星の中の帝王とされていて、五斗星官の補佐を受けつつ星神たちを統治する。
賈氏 群星正神・貌端星 黄飛虎の妻。妲己専用宴会場より飛び降りて死亡。
WJ版では魂魄は飛んでいないが・・・ 「仙界伝弐」では封神されたことになっている。
黄氏 群星正神・地后星 黄飛虎の妹で紂王の第3王妃。妲己専用宴会場より飛び降りて死亡。WJ版では封神された描写はない。
WJ版では自ら飛び降りているが、原典では紂王に投げ落とされている。
張鳳 群星正神・鑽骨星 臨潼関の総兵。黄家が関所を力づくで突破しようとする前に槍持ちの妖怪仙人に封神された。
原典での下手人は元・飛虎の部下で、上司・張鳳を裏切って飛虎たちを逃がした。いい働きをしたにもかかわらず、実はこれ以降簫銀 の登場はない。
高丙 二十八宿正神・氏土貉 パンダ。黄飛虎によりかなりあっけなく封神される。
原典では物語終盤の万仙陣にていつの間にか封神された。
呂能 二十八宿正神・星日馬 臨潼関の3人で一番小さかった妖怪仙人。天化登場時に彼により封神される。
原典では物語終盤の万仙陣にていつの間にか封神された。
槍持ちの妖怪仙人
(黄倉)
二十八宿正神・昴日鶏 臨潼関にいた3人の妖怪仙人の中のリーダー格?WJ版では名前が出ないままあっという間に天化に封神される。
「仙界伝」及び「仙界伝弐」にて名前が出ている。
原典では物語終盤の万仙陣にていつの間にか封神された。
風林 群星正神・弔客星 臨潼関に現れた二人組のうち、捕獲用宝貝を使っていた方。
張桂芳の部下としてもともとは青竜関にいたようだが、聞仲の命により臨潼関に来た。
原典では西岐征討軍として張桂芳と共に西岐を攻めるも敗北。
張桂芳 群星正神・喪門星 臨潼関に現れた二人組のうち、メガホン持っていた方。
もともとは青竜関の総兵だった。
原典でも青竜関の総兵だったが、聞仲の命で西岐征討軍を率いて出陣し、敗北。

★その他注記事項…なし

第5巻「九竜島の四聖」
※第34回「武成王造反6-金鰲の宝貝-」~第42回「九竜島の四聖7-太公望・黄天化に火竜鏢を渡す-」

★その他注記事項…なし


第6巻「殷の太師」
※第43回「夜と共に…」~第51回「それぞれの現在・過去・未来シリーズ6-継がれし血脈たちとの絆-」

★その他注記事項…なし


第7巻「老賢人に幕は降り」
※第52回「四不象・鳥のエサとなる」~第60回「魔家四将6-雷震子・カシの木と言われる-」
名前 WJ版 原典 神名 コメント
崇候虎 × 群星正神・大耗星 北伯侯。崇黒虎の兄。
WJ版では酒池肉林以降妲己にこび続けた結果、酒蔵に閉じ込められていつの間にか死亡。魂魄が飛んでおらず、遺体が残っているた め封神されていない模様。
原典では西岐軍が崇城を攻めた際に戦うも、崇黒虎に裏切られて息子と共に処刑される。
姫昌 ×
西伯侯。WJ版では魂魄が飛ぶシーンはない。
GBゲーム「準堤大戦」では封神されたことになっている。
原典では封神榜に名前がないので封神されていない。

★その他注記事項…なし

第8巻「殷周易姓革命」
※第61回「魔家四将7-天化再登場 !!!-」~第69回「土行孫・夜ばいをする」
名前 WJ版 原典 神名 コメント
魔礼青 調順風雨神・職風増長天王 魔家四将のうち剣の使い手。
漫画での魔家四将は原型が四つ首の幻獣・ショウだとされたが、原典では妖怪仙人かどうかすら不明。

魔家四将は仏教で言う四天王に封じられている。
これって「神様」なの?とは思うものの、その辺のごった煮は気にしないほうがいいかも。
魔礼寿 調順風雨神・職雨持国天王 魔家四将のうち狐にも貂にも見えない花狐貂という鯨みたいな宝貝を使っていた方。
魔礼紅 調順風雨神・職調広目天王 魔家四将のうち傘みたいな物で攻撃跳ね返してた人。
魔礼海 調順風雨神・職順多文天王 魔家四将のうち琵琶みたいな宝貝を持っていた方。
多文天王=多聞天王。

★その他注記事項…なし

第9巻「太子の選択」
※第70回「鄧九郊・蝉玉・竜鬚虎、周に帰順する」~第79回「太子の選択・その3 」
名前 WJ版 原典 神名 コメント
頭痛くん 瘟部六位正神・東方行瘟使者 呂岳の手下。
WJ版では名前が出ていないが、恐らく周信のことだと思われる。
(宝貝・頭疼磬/原典では頭痛磬を使う為)
昏迷くん 瘟部六位正神・西方行瘟使者 呂岳の手下。
WJ版では名前が出ていないが、恐らく朱天麟のことだと思われる。
(宝貝・昏迷剣を使う為)
発躁くん 瘟部六位正神・南方行瘟使者 呂岳の手下。
WJ版では名前が出ていないが、恐らく李奇のことだと思われる。
(宝貝・発躁幡を使う為)
発躁とは躁状態(極度・異常な興奮状態)にするということか?
散瘟くん 瘟部六位正神・北方行瘟使者 呂岳の手下。
WJ版では名前が出ていないが、恐らく楊文輝のことだと思われる。
(宝貝・散コウ鞭/安能版では発瘟鞭を使う為)
散瘟とは病気をばら撒くこと?

★その他注記事項…なし

第10巻「趙公明攻略・上」
※第80回「太子の選択・その4」~第88回「趙公明攻略IV-人間の証明 上-」
名前 WJ版 原典 神名 コメント
韓栄 群星正神・狼藉星 汜水関の主将。(総兵とは違うのか?)
第1太子・殷郊の部下となり、周軍と戦い、殷郊をかばって死亡する。
原典では黄家が西岐へ落ち延びる時と周軍が殷へ攻め込む時に登場。
周軍との戦いでは息子2人が善戦するも、周軍に捕まり処刑されたのを見て自害。
殷洪 群星正神・五谷星 第2太子。WJ版では太公望をかばったため、結果的に兄に殺されてしまう。
原典では申公彪の言葉で殷について戦ったため、師匠・赤精子の手で殺された。
殷郊 太歳部・執年歳君太歳 第1太子。太子であるが故の責任を背負って生き、そして死んだ悲劇の人。
原典では弟の無念を晴らすために殷について戦い、師匠・広成子の手で殺された。

太歳とは木星の対となって地中を逆行するといわれる架空の星。
たまに掘り起こされると怒って祟るらしい。
人の行いを見定め、悪をなすものには天罰を与える神様。

★その他注記事項…なし

第11巻「趙公明攻略・中」
※第89回「趙公明攻略V-人間の証明 下-」~第97回「趙公明攻略XⅢ-戦慄のセクシータレント 雲霄三姉妹の恐怖 !!!-」
名前 WJ版 原典 神名 コメント
馬元
宝貝人間。
WJ版では哪吒に宝貝人間にも魂魄が宿ることを教えた。
原典ではうってかわって、頭蓋骨の首飾りをつけ、頭からでかい手が伸びて心臓をえぐりそれを喰らうというただの化け物。(呂岳と の師弟関係もない)
申公豹に言われて殷洪の手助けをしたが、西方(仏教)に縁があると言われて準堤道人に連れて行かれた。
呂岳 瘟部神・主掌瘟昊天大帝 豪華客船・クイーンジョーカー号に登場したサイエンティスト。
生前もひどい悪役ぶりだったが、「仙界伝弐」でもひどい活躍である。
原典でも蘇護に無理矢理加勢して伝染病を撒き散らすなど、やりたい放題だったが、楊任に焼かれる。

主掌瘟昊天大帝は他の瘟部神(WJ版では頭痛君とか)と共に病気の流行をつかさどる神様。
劉環 火部神・五位正神・接火天君 蝉玉を鳥嫌いにさせたストーカー。クイーンジョーカー号に登場。
原典では蝉玉との絡みは一切ない。
西岐を火の海にしようとしたが竜吉公主に火を消され、殺された。

接火天君は火徳星君正神(火星・火の神様)を他の5人の神様と一緒に補佐する。
丘引 群星正神・貫索星 うんち頭のミミズ仙人。クイーンジョーカー号に登場。
原典では天祥が逆にこいつに封神される。
どうでもいいことだが、虫偏をつけると「蚯蚓(ミミズ)」となる。
陳奇 山門神・鎮守山門護法正神・阿吽二将 クイーンジョーカー号に登場するも。すぐに天化に一刀両断にされた。
原典では口から相手を昏倒させる息を吐く。(きっと臭いんだ、すごく・・・)
高継能 群星正神・黒殺星 蜂使い。クイーンジョーカー号に登場。
原典では天化が逆にこいつに封神される。
余化 群星正神・弧辰星 武器マニア。天化に呪いの傷を負わせた。クイーンジョーカー号に登場。
原典では汜水関の将軍で道士。(刀が原型の妖怪仙人、はフジリュー設定)黄家を捕まえたが哪吒にやられて逃げられてしまったり、 いざ再戦して哪吒を負かしても楊戩に逆に殺されてしまったりと、かなり弱い気がする。
楊任 太歳部・甲子太歳 元宮廷画家。目から手が出る。クイーンジョーカー号に登場。
原典ではただの文官だが、紂王を諌めたために目をくり抜かれ、清虚道徳真君に保護されて彼の弟子になる。

★その他注記事項…なし

第12巻「趙公明攻略・下」
※第98回「趙公明攻略XⅣ-魔法のスウィートエンジェル 雲・霄・三姉妹 !!-」~第106回「中BOSS BATTLE8-貴族没落-」
名前 WJ版 原典 神名 コメント
趙公明 金竜如意神・正一竜虎玄壇真君 説明するまでもない。
原典では陸圧道人の持ってきた釘頭七剪書によって呪い殺された。

玄壇真君は財神、つまり商売の神様。

★その他注記事項…なし

第13巻「仙界大戦」
※第107回「通天教主ONE」~第115回「仙界大戦七-楊戩救出作戦と王天君の罠-」
名前 WJ版 原典 神名 コメント
張天君 雷部神・二十四位天君正神・張天君 十天君で砂漠地帯が広がる紅砂陣を使う。半妖態の楊戩にやられた。
原典では燃燈道人の策により、武王・雷震子・哪吒が陣の中に入るも100日間捕らえられる。
その後南極仙翁が陣を破り、張天君を倒して助けに来た。
(正直原典の十絶陣攻略のシーンは理解に苦しむものが多い…)

★その他注記事項…
WJ版ではこのあたりから無名の魂魄が多数封神されていきます。この巻では楊戩らに撃墜された蒼巾力士の他、金鰲島の攻撃により崑崙側の道士 が多数封神されています。

第14巻「十絶陣の戦い・上」
※第116回「十絶陣の戦い・『化血陣』・オモチャの世界1」~第124回「十絶陣の戦い・『寒氷陣』・ニューロマンティック 」
名前 WJ版 原典 神名 コメント
孫天君 雷部神・二十四位天君正神・孫天君 カピバラ姿で登場した十天君。
原典では太乙に陣を破られて封神された。 なお、原典では十天君の陣はほとんど崑崙幹部(十二仙+α)によって破られている。
玉鼎真人
十二仙の一人。楊戩の師匠。
原典ではもちろん死なない。
董天君 雷部神・二十四位天君正神・董天君 セミと言われた十天君。天化の機転により敗北して封神された。
原典では多少準備で手間取るも、最終的に慈航が陣を破ることに成功。


★その他注記事項…
この間でもマドンナの落下中の体当たりで妖怪仙人が多数封神されている他、黄一家が数名片付けているし、風吼陣に巻き込まれた妖怪仙人数名も 魂魄が飛んでいると思われます。

第15巻「十絶陣の戦い・下」
※第125回「十絶陣の戦い・『寒氷陣』・量子力」~第133回「通天教主FIVE」
名前 WJ版 原典 神名 コメント
袁天君 雷部神・二十四位天君正神・袁天君 十天君の一人。氷の世界で苦しめようとするが相手が悪すぎた。
原典でも普賢により封神されている。
趙天君 雷部神・二十四位天君正神・趙天君 十天君の一人。壁?
原典では懼留孫に敗れて捕まり、武吉に処刑された。
金光聖母 雷部神・二十四位天君正神・閃電神 十天君の一人で女性。
影の世界で韋護・哪吒・楊戩を苦しめた。
原典では広成子により封神。
姚天君 雷部神・二十四位天君正神・姚天君 十天君の一人。
お札がいっぱい張ってあった落魂陣の使い手。
原典では割と善戦した方で、姜子牙(太公望)の魂魄を奪うことに半ば成功し、更にはそれを取り戻しに来た赤精子に2度の失敗をさ せている(1度目は本当に失敗、2度目は魂魄を取り戻すことはできたけれど、取り戻すのに必要と言って借りてきた宝貝・太極図を 陣の中に落としてきてしまうという失敗)。
結局は赤精子に封神された。

★その他注記事項…なし

第16巻「死闘」
※第134回「通天教主SIX」~第142回「死闘八-永劫の幸福-」
名前 WJ版 原典 神名 コメント
王天君 ○(1&2)
―(3)
雷部神・二十四位天君正神・王天君 十天君の一人。魂魄が3つに別れていた。
原典ではもちろんそんな設定はない。
原典では道徳に封神されている。
通天教主
金鰲島の教主。楊戩の父親。
サリーちゃんのパパみたいな髪型。
原典では当然死なないし、楊戩との親子関係も存在しない。
白天君 雷部神
二十四位天君正神
白天君
十天君の一人。岩の塊の方。
究極黄河陣にてお菓子と一緒に食べられた。
(なお、原典では「九曲」黄河陣)
原典では白天君ではなく柏天君との表記。
泰天君 雷部神
二十四位天君正神
泰天君
十天君の一人。
双子?で一人の扱いなのだろうか?
片方は胸があるのでたぶん女性。
究極黄河陣にてお菓子と一緒に食べられた。
原典では文殊により封神。
黄竜真人
十二仙の一人。背が高く、肌はちょっと黒い。
原典では十二仙は封神されない。
慈航道人
十二仙の一人。背が低くてひげ。
清虚道徳真君
十二仙の一人。天化の師匠。
太公望に色物仙人扱いされている。スポーツ!!
広成子
十二仙の一人。殷郊の師匠。ミリタリーマニア。
赤精子
十二仙の一人。殷洪の師匠。HAHAHA!!
…刀は宝貝じゃなかったのか・・・。
懼留孫大法師
十二仙の一人。土行孫の師匠。おじいちゃんその1。
帽子から縄が飛び出る。
文殊広法天尊
十二仙の一人。金吒の師匠。
霊宝大法師
十二仙の一人。おじいちゃんその2。
大きな鐘を持ってる、ひげが立派な人。
普賢真人
十二仙の一人。いわずもがな。太公望の親友。
原典では姜子牙との絡みなんて一切ない。

★その他注記事項…なし

第17巻「風の分岐」
※第143回「死闘九-スーパー宝貝『盤古幡』-」~第151回「太上老君をめぐる冒険3-雲間に揺れて風立ち去りぬ- 」
名前 WJ版 原典 神名 コメント
黄飛虎 五岳
東岳泰山天仁聖大帝
武成王。聞仲の親友。血の雨に打たれて封神される。
原典では息子2人を失った後も戦い抜くが、終盤澑地城戦において張奎により封神される。

東岳泰山は中国であがめられている5つの山のうち最も徳が高いとされる泰山を指す。
この山の神は地獄の王でもあり、(仏教に取り込まれてからは閻魔大王と同一視されている)
転生を望むものはこの神に許しをもらわないと転生できない。
泰山府君とも呼ばれる。
ちなみに、京都には泰山府君を祭神とする神社あり。
(赤山禅院・紅葉の名所)
聞仲 雷部二十四神
九天応元雷神普化天尊
殷の太師。親友を失って自分の心の本音に気付き、自ら崖下に身を投げた。
封神大全ではフジリューが原点の聞仲の最後について「死んじゃうのも石に頭ぶつけて死んじゃう人ですよ(笑)」と発言している が、正確には通天神火柱という8本の柱に退路をふさがれて、上から脱出しようとしたところ、燃燈に上からふたをされてることに気 がつかなくて頭をぶつけて死亡…あれ?ドジッ子?

九天応元雷神普化天尊は雷の神様。
高友乾 鎮守神鎮守霊霄宝殿
四聖大元師
四聖。改造紂王にやられてさりげなく封神。
原典の四聖はこの時よりずっと前、西岐を攻めたときに敗北して姜子牙(太公望)により封神された。

四聖は霊霄宝殿を守る役目をになったが、この霊霄宝殿とは天帝(玉帝)の宮殿のこと。
李興覇 鎮守神鎮守霊霄宝殿
四聖大元師
四聖。改造紂王にやられてさりげなく封神。
原典では西岐を攻めて敗北、逃走中のところを木吒に見つかって封神される。
楊森 鎮守神鎮守霊霄宝殿
四聖大元師
四聖。改造紂王にやられてさりげなく封神。
原典では西岐を攻めて金吒により封神される。
王魔 鎮守神鎮守霊霄宝殿
四聖大元師
四聖。改造紂王にやられてさりげなく封神。
原典では西岐を攻めて金吒により封神される。

★その他注記事項…
元始天尊を倒そうと乗り込んできた聞仲を止めようとして崑崙の道士が何名か封神されている他、ビーナスが目からビームを発射して何人か妖怪仙 人を封神しています。

第18巻「太上老君をめぐる冒険」
※第152回「太上老君をめぐる冒険4-太公望・筋肉質となる-」~第160回「牧野の戦い-イントロダクション-」

★その他注記事項…なし

第19巻「牧野の戦い」
※第161回「牧野の戦い1-太極図 vs 傾世元ジョウ !!!-」~第169回「牧野の戦い7-終結- 」

★その他注記事項…なし

第20巻「殷王朝滅亡」
※第170回「黄家の血1-天化のゼルプスト-」~第177回「歴史の道標六-ワープゾーン- 」
名前 WJ版 原典 神名 コメント
黄天化 正神炳霊公 言わずもがな。
原典では高継能(趙公明のクイーンジョーカー号の4Fにいた蜂を操ってたやつ)に殺されている。

炳霊公はもともと泰山府君の3男坊の呼び名であり、原典の設定(天化は長男)と矛盾する。
特に何かの神様、というわけではなさそう。
紂王 群星正神天喜星 いわずと知れた殷の王。
WJ版では武王に倒されるが、原典では楼閣に火を放たせて自害する。

★その他注記事項…なし

第21巻「歴史の道標・上」
※第178回「歴史の道標七-燃燈道人-」~第186回「鏡1」
名前 WJ版 原典 神名 コメント
高覚 ×
ここより下は蓬莱島での戦いで封神された妖怪。
1番手は植物系の妖怪仙人。
張奎が禁鞭を使って倒した。
原典では柳の精で、終盤人材の足りなくなった殷に加勢するため出張してくるが楊戩らに弱点を知られ、本体の柳の木を切られた。
封神榜に名前が載ってないから、封神はされていない?
馬善 ×
あえて六魂幡で倒されて魂魄を消滅させられた妖怪。
よって封神されていない。
原典では燃燈の愛用していた瑠璃灯というランプの精。
長時間労働に耐えかねて逃げ出したが、燃燈に連れ戻された。
鄔文化 群星正神力士星 貴人に邪魔だといわれて封神された、祈願花に寄生されていた妖怪。
原典では将がいなくなって人材不足になった殷に加勢した。
天を突くような大男で、周軍の名将たちを多く殺したが、楊戩らの作戦により焼死。
なお、漢字はWJ版では烏文化だが、原典では[烏β]文化。
太公望
伏羲はあくまで伏羲であって太公望ではない。
そう思うとやっぱり死んだ、ということになるんだろうか?
一応魂魄が飛んでいるのでこの扱い。

★その他注記事項…なし

第22巻「歴史の道標・下」
※第187回「鏡2」~第195回「グレート・マザー1-万仙陣-」
名前 WJ版 原典 神名 コメント
袁洪 群星正神四廃星 燃燈道人の消化試合で殺された。
魂魄飛んでないけどあれは生きてるとは思えない。
原典では最終盤の中ボスの位置づけ。
梅山の七妖と呼ばれた7匹の妖怪のリーダー。
楊戩と変化の腕を争ったが、女媧が楊戩に手を貸して捕獲される。
正体は白い猿。
朱子真 群星正神伏断星 燃燈道人の消化試合で殺された。
魂魄飛んでないけどあれは生きてるとは思えない。
原典では梅山の七妖の一人で、正体は豚。
楊戩を食ったために腹の中で大暴れされ、敗北。
常昊 群星正神刀砧星 燃燈道人の消化試合で殺された。
魂魄飛んでないけどあれは生きてるとは思えない。
原典では梅山の七妖の一人で、正体は蛇。

★その他注記事項…なし

第23巻「導なき道へ…」
※第196回「グレート・マザー2-肉体-」~第204回「あとしまつ 下」
名前 WJ版 原典 神名 コメント
妲己 ×
言わずもがなの最強ヒロイン(?)。
地球と同化するが・・・ 「仙界伝弐」では謎の復活を遂げる。
原典では姜子牙により処刑されるが、封神榜に名前がないので封神されていないと思われる。

★その他注記事項…なし

その他、漫画では封神されていないが原典では封神された人たち
※申公豹のみ安能版では封神されず

名前 WJ版 原典 神名 コメント
土行孫 群星正神・土府星 WJ版の封神榜にも名前が載ってただけあって、原典では封神されている。
下手人は張奎。
竜吉公主 群星正神・紅鸞星 原典ではまさかの封神組。
それどころか結婚までしている。
シスコンは怒るだろうなぁ、きっと。
(因みに、燃燈と公主が異母姉弟という設定はフジリューオリジナル。)
万仙陣にて夫と共に封神されている。
黄天録 五斗正神・西斗星官 WJ版では黄家の長男坊。原典だと次男坊。
(この場合天化が長男になる)
原典での死んだ時期は不明。
(少なくとも天化・天祥封神までは生きていた)

五斗正神は北極紫微大帝の補佐をする神様。
黄天祥 五斗正神・北斗星官
(天ゴウ星)
黄家4男坊。
原典ではまさかの封神組。

北斗星官は北斗七星+2星の北斗九星のことで、北極紫微大帝を補佐する。
黄飛彪 群星正神・河魁星 黄飛虎の弟の一人。
たぶん砂漠の旅人が着ているような衣装の人の方。
WJ版での活躍もあまり見られないが、原典でもいつの間にやら封神されている。
黄飛豹 群星正神・天嗣星 黄飛虎の弟の一人。
たぶん武王みたいに頭にターバンしてる方。
(実弟揃って中東方面出身っぽい衣装だ…)
WJ版での活躍もあまり見られない。
原典では飛虎の仇をとろうとして失敗、封神された。
竜環 五斗正神・西斗星官 四大金剛の一人。帽子被ってる人。
WJ版では牧野戦前に姿が見えたので元気にやってると思う。
原典ではいつの間にか封神。

五斗正神は北極紫微大帝の補佐をする神様。
周紀 五斗正神・南斗星官 四大金剛の一人。ロングヘアの人。
WJ版では牧野戦前に姿が見えたので元気にやってると思う。
原典ではいつの間にか封神。

五斗正神は北極紫微大帝の補佐をする神様。
黄明 群星正神・伏竜星 四大金剛の一人。
「轟」の字が入った鎧を着てるおじさん。
(彼のほうが明らかに飛虎の実弟っぽいと思う)
WJ版では牧野戦前に姿が見えたので元気にやってると思う。
原典ではいつの間にか封神。
呉謙 群星正神・豹尾星 四大金剛の一人。
腕の長さ的に一番人間っぽくない人。
WJ版では牧野戦前に姿が見えたので元気にやってると思う。
原典ではいつの間にか封神。
方弼 値日十位正神・
顕道神
原作ではなんと十絶陣の戦いに参戦して封神。
太公望による改心がなければそういう道を辿っていたかもしれない。
方相 値日十位正神・
開路神
同じく、十絶陣の戦いに参戦して封神。
節分の「方相氏」と関係があると勝手に踏んでるんですが、
まぁその話は余裕があればそのうち考察ページにて。
張奎 群星正神・七煞星 聞仲の腹心の部下で、禁鞭を受け継いだ。
原典では崑崙側につくことはなく、聞仲との接点も特にない。
周側の罠にかかり、韋護により封神される。
…因みに原典での楊戩の罠の張り方がえげつない。
蘇護 五斗正神・東斗星宮 妲己の父。
WJ版では特に目立った活躍はないが、原典ではそこそこ活躍。
進軍中に潼関にて総兵・余化竜の次男・余兆に封神される。
(この余化竜一族と余化との間に血筋関係はない)

五斗正神は北極紫微大帝の補佐をする神様。
崇黒虎 南岳衡山
司天昭聖大帝
原典では黄飛虎と共に張奎によって封神される。
なお、原典においては黄飛虎や崇黒虎のほかに3人の武将が「五岳」と呼ばれる名将だった。
仲も良かったみたいだけど、5人仲良く張奎の餌食になりました。

南岳衡山とは中国であがめられる5つの山のうち、南にある衡山を指す。
鄧蝉玉 群星正神・六合星 WJ版の封神榜にも名前が載ってただけあって、原典では高蘭英により封神されている。
なお、原典では「蝉玉」ではなく「嬋玉」。
(虫偏じゃなくて女偏)
鄧九公 群星正神・青竜星 蝉玉の父。
原典では陳奇の吐く息で昏倒し、捕まって処刑された。
竜鬚虎 群星正神・九醜星 蝉玉の友人ニャ。
原典では嬋玉の友人ではなく、姜子牙を食べれば寿命が延びるときいて彼を襲った化け物。(当然あっけなく敗北)
その後姜子牙の弟子になるも、鄔文化により封神された。
蘇全忠 五斗正神・北斗星官(破軍星) 蘇護の息子で妲己の兄。
WJ版での活躍はあまり見られないが、原典でもあまり活躍の場が…。
知らないうちに封神されていた。

北斗星官は北斗七星+2星の北斗九星のことで、北極紫微大帝を補佐する。
鄭倫 山門神・
鎮守山門護法正神・
阿吽二将
蘇護の配下でルドルフ(サンタのそりを引っ張る真っ赤な鼻のトナカイ)のような鼻の人。
原典では鼻からビームが出ます。
梅山の七怪の一人、金大昇に封神される。
高蘭英 群星正神桃花星 ハリウッド女優のような張奎の妻。
原典では崑崙側につくことはなく、最期まで夫共にメンチ城を守ります。
雲霄娘々 混元金斗神
三位感応随世仙姑正神
ビーナス。
原典では本当に本当の美女らしい。
兄の仇討ちの為に下界に降りた妹達を追って止めようとするも止めきれず、老子たちの下山を招いてしまう。

混元金斗神は人の誕生をつかさどり、混元金斗を使ってその人が聖人か凡人か、賢く生まれるかなどを定める役目を持つ。
瓊霄娘々 混元金斗神
三位感応随世仙姑正神
クイーン。
原典では本当に本当の美女らしい。
兄の仇討ちの為参戦して九曲黄河陣を敷き、十二仙を捕らえることに成功するも、老子や元始天尊を呼び寄せてしまい、自滅。
碧霄娘々 混元金斗神
三位感応随世仙姑正神
マドンナ。
原典では本当に本当の美女らしい。
兄の仇討ちの為参戦して九曲黄河陣を敷くも、老子や元始天尊を呼び寄せてしまい、自滅。
鄂順 五斗正神・
北斗星宮(貪狼)
南伯侯・鄂崇禹の息子。
南伯侯跡継ぎとして南側の諸侯を集めて牧野にて合流。
原典では最後の紂王戦でいつのまにか戦死している。
申公豹 分水将軍 安能版では封神されない、ってわざわざ書いたのに、表に書くのを忘れていた…
原典では封神され、「東海」を司る神になった。
中国の「東海」は東シナ海を指しますが、「夏には氷を解かし、冬には氷を敷き詰め」(光栄完訳版)るお仕事から、どうやら東シナ 海ではなく、架空の海を指している可能性の方が…??(東シナ海に流氷は来ない)

★その他注記事項…なし

その他、漫画本編未登場の面々
※ゲームオリジナルや完全版のあとがきの面々
名前 ゲーム他 原典 神名 コメント
仙界伝主人公
WS版のゲーム「仙界伝」に登場。漫画本編では表紙にのみ登場。
封神されたわけではないが、 封神台の一部としてくみこまれた のでここに。 なお、一応本編でもその正体である百霊旛は登場している。
(実は柏鑑の持っている旗がそれだ!と思う!!)
準堤道人
完全版10巻あとがき及び仙界異聞録準堤大戦で登場。
準提道人以外の3人(朱樂、素弧、朔氷姫)は恐らく完全オリジナルかと思われる。 プレイしたのが随分前なのでうろ覚えなんですが、朔氷姫以外は確かどのルートでも魂魄飛んでた記憶が… 原典では西方から来た仙人で、戦いの中で仏教に縁があると思った仙人や妖怪を片っ端から拉致…もといスカウトしていった。
曹宝 金竜如意神
如意四位正神納珍天尊
「仙界伝弐」に登場。
ゲームでは五夷山の散人(師弟関係を作らない仙人のこと)で、 飛刀の作り手。
原典でも同様に五夷山の散人だったが、燃燈と趙公明の争いに巻き込まれて将棋仲間が封神され、行き場をなくして崑崙側に味方。
王天君の紅水陣にて封神される。
(なお、ゲーム中に出てくる五夷山の散人の設定は原典由来と考えられる)
比干 北斗星官・文曲星 完全版9巻あとがきより。紂王の叔父。一応本編にも1コマだけ出てるんだけど…。
妲己の病気を直すため、心臓を差し出せといわれて心臓をとられたが、姜子牙(太公望)の術で命を一時的に取り留めていた。
しかし些細なことにより「心臓がないと生きられない」と人に言われて命を落とす。
火霊聖母 群星正神・火府星 完全版9巻あとがきより。
弟子が殺されたことに怒り、仇討ちをしようとするが広成子に殺される。
その後広成子が遺品の金霞冠を通天教主に届けた際、広成子と妖怪仙人らが激しく罵り合い、結果全面戦争になってしまう。
商容 群星正神・玉堂星 完全版9巻あとがきより。殷の宰相。一応本編にも1コマだけ出てるんだけど…。
原典では王太子の兄弟が父王に処刑されると聞き、憤って自害。
梅山の七怪 一部本編登場
群星正神
破砕星(呉竜)
群星正神
反吟星(楊顕)
群星正神
荒無星(戴礼)
群星正神
天瘟星(金大昇)
完全版10巻あとがきより。
さりげなく七怪のうち3人は出ている。
(燃燈に瞬殺されたあの三人です)
後の4人はムカデと羊と犬と牛。
馬氏 群星正神・掃箒星 完全版10巻あとがきより。姜子牙(太公望)の妻。
原典では姜子牙が西岐に行くと決めたときに離婚、その後周が殷を倒した後に離縁したことを恥じ、自害。


若干漏れがあるとは思いますが、こんな感じです。
どう見ても封神リストの定員数割ってます。
見知らぬところで封神されてる魂魄相当あるな、これは。



参考文献

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