MASTER:鮎
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資料室

雑記帳

雑記帳も資料庫も、根本的姿勢は『フジリュー封神妄想SS用資料』です。
ただし、管理人は専門家ではないどころか、文系でもないので間違い・勘違いがある可能性大。
もし気がついたらご指摘ください。

雑記帳は長文レポートを掲載中。
※番外編のみWord資料そのままの配布です。

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資料庫1

…大き目の表などを使った考察なしの単なる『フジリュー封神妄想SS用資料』置き場(管理人のメモ帳とも言う)
資料庫1は原作・原典ネタ資料集。たぶんうちのサイトで一番需要あるの、これです。

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資料庫1.5

…封神メインとか言ったくせに!
でも自分に需要があるので1.5という臨時倉庫という形で屍鬼の死亡者リストなどを掲載中。
見直しが特に甘いので、鵜呑み禁止でお願いします(そしてできればミス教えていただければ幸い…)

2020/09/06追記>大きなミスがありそうな予感と、それに修正をかける時間的余裕がないことから一時撤去しています。万が一「ないと困る!!」という方がいらっしゃいましたら、Twitterでお声かけください。

  • Note#1.5A 「屍鬼」カレンダー
  • Note#1.5B 「屍鬼」家族・親戚関係図

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資料庫2

…大き目の表などを使った考察なしの単なる資料置き場(管理人のメモ帳とも言う)
資料庫2はゲーム・アニメネタ資料集。
管理人収集トレカ管理用資料&ゲーム攻略用資料になる予定。

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参考資料集一覧(管理人が一読済みのもの)

…古本屋巡りも趣味な管理人の封神関連書籍紹介コーナー。
訳書だろうがアレンジだろうがドンと来い!
…あ、中国語は無理っス。

原作訳版

全訳 封神演義 1~4/二階堂善弘 監訳、山下一夫・中塚亮・二ノ宮聡 訳/勉誠出版/2017年
日本初の全訳版。光栄の完訳版では訳されなかった漢詩なども翻訳済み。気付いたら出版社から電子版出て た。
全訳であることも重要ですが、何より巻末コラムが新しい情報源としても新発見いっぱいで面白い。
底本は国立公文書館内閣文庫蔵錘伯敬批評「封神演義」。
なお、出版社より第1巻初版本分の訂正表と、4巻発売後に開かれたトークイベントで配布された封神リスト一覧が配布されています。また電子版もでてるので、本棚に余裕のない人や私みたいな資料出しっぱなしで机が乱雑になりがちな人にも優しい。
この全訳封神を原作とした漫画化企画がComic Meduにて進行中とのこと(だけど続報聞かないな…)。
完訳 封神演義 上・中・下/許仲琳・編/光栄/1995年
日本唯一の封神演義完訳版。このサイトではこの本のことを完訳版とか光栄完訳版と呼んでます。
挿絵がないので金欠+本の虫じゃない人にとってはつらいですが、抄訳版などで略されたシーンもばっちり読めるのがいい。
一部詩が訳されていなかったり、誤訳があるなどの問題があるそうですが、(特に有名なのは南宮适の适の字が適になっていること。簡体字の 活字本を底本にしたから)
細かいこと気にしないなら何も問題はない。
底本は董蔭弘修訂、上海古籍出版社刊の「封神演義」。
今となっては入手難易度が高いと思われるので、新たに資料本として揃えるなら全訳版の方がいいかな。
封神演義 1~7/許仲琳・編/コーエー歴史ポケットシリーズ/1998年
光栄版封神のキャラが表紙になってるけど、光栄版封神のゲームを小説化したものではなく、上の完訳版をよ り読みやすく構成しなおしたものがこの歴史ポケットシリーズです。
冒頭のハイライト、可愛らしい挿絵と丁寧な解説、あとがき代わりの本編ツッコミオマケが秀逸。
このサイトでは歴史ポケット版と呼ぶ…機会はあるんだろうか。
抄訳版や完訳版を手に入れるまでは完訳版の代わりとして愛読していました。
7冊もあるので読み応えは十分。
封神演義/八木原一恵・訳/集英社/1999年
抄訳版封神演義。このサイトでは抄訳版と呼んでいます。
専門家によると抄訳書としてはかなり優秀らしい。
「底本は抄訳の関係上1冊に絞らず、明代のものから清代のものまで参照した」と書いてあることから、いろいろな封神演義をまとめて抄訳し てみた、と言う意味での訳本としてはかなり信頼おける本だと思います。
(以下に紹介する安能版や川合版は訳本と銘打ってる割に底本についての明記がないんだよね…)
よって完訳版に手を出せない人はこれでも十分かと。完訳版と読み比べてもこれはこれでまたいと楽し。
この本の特記すべき長所は神様についてかなり詳細に書いてくれていること。
それぞれがどのような神様に封神されたか、ということが結構詳しく書いてあります。
封神演義 前・後/八木原一恵・編訳/集英社文庫/2017年12月
上の抄訳版の、更に改訂版となりますが、字が少し大きくなり、上下巻になった分、
より詳しい描写の訳がなされていて、抄訳版としては更に磨きのかかったものになっています。
相変わらず挿絵はありませんが、本を読むのに慣れた人なら非常に読みやすい一冊。
やはり上の抄訳版の入手難易度が上がっていると思うので、探すのならばこちらの方が見つけやすくお求めやすいかと。
封神演義 上・中・下/渡辺仙州・訳/偕成社/1998年
本を読むのは苦手なんだけど…な方にお勧めな、児童書版封神演義。
児童書版と言っても全3巻あるし、小学校高学年から中学生以上向けという感じです。
ページの端々に細かい解説があり、挿絵も美しいので、するする頭に入る。
難点として、児童向けのためお色気・残虐描写が控えめになってるという点がありますが、
安能版ではない、原典のさわりを抑えておきたいと言う人にはお勧めの本。
なお、全3巻それぞれに副題がついており、上巻は妖姫乱国の巻、中巻は仙人大戦の巻、下巻は降魔封神の巻となっています。
封神演義―中国原典抄訳版/川合章子/講談社プラスアルファ文庫/1998年
訳者は完訳版の翻訳も一部担当していた人。
この本は陸西星・撰としているので完訳版とは違う本を参考に訳した可能性あり。
抄訳版というだけあって、全100回の物語が14回にまとめられている。
が、抄訳しすぎた結果、割と肝心なシーンがごっそり抜けたり、そのシーンが抜けたためにあとのシーンでオリジナルと思しきシーンを付け加 えないとつじつまが合わなくなったりしたため、抄訳版として読むには少々つらいものが。
底本の明記もないため、訳本としてはマイナス点が多い。
(しかもも中国原典抄訳版と書いているクセに表紙の右上に申し訳なさそうに「オリジナル」とか書いてるあたりどっちやねん、といいたくな る)
ただ文字は大きく、きれいな挿絵も結構あり、土行孫が美形なので普段あまり本を読まない人にはお勧め。
封神演義上・中・下/安能務・訳/講談社文庫/1988年
フジリュー版の原作と表記されているもの。
(連載初期は表記がなく、講談社から指摘されて初めて明記されたそうです)
安能務・「訳」と書いてはいるけど、本来は訳版とは呼べないアレンジものだと思われます。
登場人物の読み仮名間違いやオリジナル設定でぼろくそに言われることがあるけど、
「翻訳版」として読まなければそれなりに面白いらしい。
(個人的には展開にいろいろ不満というか、不条理と思うところあるけどね…。)

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創作物(原作を基にして別物にしてみたモノ)

(愛蔵版)封神演義/光栄/プレイステーション
光栄から発売されたPSゲーム。
そこはかとなくWJ版や安能版の影響を受けている気がしなくもないけど、結構面白い原作風味のゲームです。
(楊戩初登場シーンとか楊戩と公主の絡みとか)
ストーリーはよくできているので、WJ版しか知らない人にもお勧め。
育成システムが素晴らしいですが、愛あるキャラばっかりやってると中盤・終盤で苦戦します。
土行孫とか竜髭虎とか親父とか。特に親父が致命的だ…。
個人的には今から遊ぶなら愛蔵版をお勧めします。
(同時修行可能人数の増大により使わないキャラの強化がしやすく、更に白鶴童子や申公豹と対戦できるから)
※注意 土行孫は嬋玉とはくっつきません。あと白鶴ちゃん(女の子!)かわいい。
マジカル封神/光栄/ゲームボーイアドバンス
光栄から発売されたGBAゲーム。上のゲームの同シリーズ的扱い?
シナリオの難易度は低いんだけど、宝貝生成システムに何度泣いたことか…。
攻略サイトを参照しつつ、時計の秒針と睨めっこして遊んだことが真っ先に思い出される不遇ゲーム。
おかげさまでどんなシナリオ内容だったかあまり思い出せないが、面白かったことは確実。
ただし、「封神演義」そのもののお話は出てこないので注意。
なお、私はゲームキューブもPS2もプレイできる環境にありますが、他の光栄の封神シリーズは未プレイ。
…天化と天祥が活躍するんなら頑張る。親父?…親父は…役立た(ry
小説 封神演義/嘉藤徹・作/PHP文庫/2000年
登場人物を絞りに絞り、お話もそれなりに筋が通るようにした、フジリュー的表現をするならメタ封神演義の ひとつ。
封神演義を元にしたオリジナル解釈小説です。
登場人物が絞られすぎてて不満な人がいるかも知れないけど、私はこの話も結構好き。
新解釈という視点で見ても面白いし、漢字の勉強にもなります。
いろんな封神読んでてマンネリな人にはかなりお勧め。
青春アドベンチャー 安能務・訳 封神演義(ラジオドラマ)
所持しているわけではないけど、割と楽しみにして熱心に聴いていたので。
いつか再放送してほしいと切に願っている。
正直言うとラジオドラマの内容はあまり覚えていなくって、ただただ声優の豪華さに吹いた。
例を挙げると、
白鶴童子→大山のぶ代(旧ドラえもん)
哪吒→野沢雅子(「ドラゴンボール」の孫悟空)、
妲己→増山江威子(「ルパン三世」の峰不二子…って交代しちゃったけど)など。
孫悟空な哪吒ばっか頭の中駆け巡ってそれはそれは楽しかった。
是非再放送、若しくはCD化を…。

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解説本

封神演義―英雄・仙人・妖怪たちのプロフィール(Truth In Fantasy)/遙遠志・著/新紀元社
雑学本・Truth in Fantasyシリーズの一つ。
早くに手に入った資料本のうちの一つだったため、割と愛読した方になります。
各キャラや使用宝貝などが読みやすくまとまっており、その他雑学部分も面白いので雑学本としてはなかなかいい方だと思います。
難点は安能版の設定を「異説」として紹介している点、および安能版の設定や解説を鵜呑みにして書いている節があるところでしょうか。
封神演義Ⅱ―太公望の兵法書(Truth In Fantasy)/遙遠志・著/新紀元社
雑学本・Truth in Fantasyシリーズの一つ。
手に入れた時期が他の多くの資料本を手に入れた後だったこともあり、大きな収穫はなし。
原典での戦いの流れや出陣した将軍などは詳細にまとまっているので、そこを振り返るにはいい資料。
正直六韜の兵法の話なんかも期待してたんですが、それはなかった。
相変わらず安能版の設定が「異説」扱いですが、それより初版本の初歩的なミス(絶竜嶺→竜絶嶺とか)が目立つなぁ、と気にし始めてるあた り既にマニア。
封神演義の世界―中国の戦う神々/二階堂善弘/あじあブックス/1998年
著者は関西大学文学部で中国文学の研究(主に西遊記や封神演義)をなさっている専門家!
文学的視点からの封神演義と民族学的視点からの封神演義の評価がどう違うか、現地の人の生活に物語がどのように根ざしているかなど、学術 的なことも解る一冊。
ただし、本の前半で封神演義の文学的価値についてぼろくそにけなしている点で、理解者(マニア)以外にはお勧めできない問題が。(いくら 本当のこととは言え、言葉を選んだ方が…)
そこさえ無視すれば、哪吒の廟の話とか聞仲はお菓子の神様?!、とか割と面白いこと書いてあるんだけどなぁ。その点が非常にもったいな い。
封神演義大図鑑/DaGama編集部
絵で楽しませてくれる解説書。フジリュー版しか見てないと仰天します。
(フジリューがいい意味で原作クラッシャーしまくっている的な意味で)
原作の宝貝がなんとなく同じ作品内でネタ被り気味なのに、フジリューはすごい…
(莫邪の宝剣がライト○ーバーじゃんとかそういうのはわかってるけどさ!)
封神演義の基礎知識/冨士本昌恵・著/PARCO出版
まず第一に絵が美しい。後思いの外細かいし、かゆい所に手が届く。
基礎知識、というより登場人物一覧紹介本って感じですが、割と疎かにされがちな人間側(周の宰相など)までページが割り当てられていたの に感謝。
各キャラの活躍や、何と言う神に封神されたかなどが綺麗にまとまっており、一度原典を読んでいてもいい復習になります。
文字だらけきっつい…という人も、挿絵見たさに買って損はないと思う。
こんなにかっこいい楊任や、まさに瘟神というべき呂岳は必見。あと張奎は巨乳派。

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その他お勧め

太公望 上・中・下/宮城谷昌光/文春文庫/1998年
高校の図書館で上中巻だけしかなかったので借りてきて、下巻返却待ち1週間を耐え忍んだ思い出の小説。
仙道がほぼ出てこない(ちょこっとだけでてくるけど)、ノンファンタジー風味の殷周革命歴史小説ならこれを。
羌族の生き残り、望の成長物語でもあります。
WJ版とは違った、(本当の意味で)若々しく人間味溢れる太公望を堪能したい人、及び勇ましい邑姜のファンの人にお勧め。アニメ「仙界伝」の太公望の過去エピソードは恐らくこの小説の影響をかなり受けています(というか、そのまんま)
(なお、登場人物が大変多い且つ挿絵はほとんどないので、私はメモ書きしながら読みました…)
太公望 殷王朝を倒した周の名軍師/芝豪/PHP文庫/2000年
近所の古本屋で偶然目にして立ち読みしたら武吉っちゃんが出てきたのでびっくらこいて買ってきた1冊。
武吉は「封神演義」のオリジナルのキャラクターであって、歴史上の人物でもなければ他の物語に出てくる人物でもないと思っていたので、こ れはもしや、と思ったらなんのことはない、物語の都合上太公望の「足」となるキャラが必要だったために輸入してきたとのこと。
ということで、殷周革命が舞台ですが、上と同じく仙道なんかかけらも出てきません。
その代わり「封神演義」ではあまり日の目を見なかった周の文官たちが大活躍…?
武吉ファンにはお勧めの1冊。その代わり伯邑考あんちゃんファンにはお勧めできないかも。
(出てくるには出てくるが、病弱と説明された上いつの間にか存在抹消。)
タオの神々(Truth In Fantasy) /真野隆也・著/新紀元社/1991年
雑学本・Truth in Fantasyシリーズの一つ。
簡潔に説明すると道教の神様辞典。
神様だけでなく、仙人も何名か載っていること、東岳大帝や二郎神君などの有名どころ以外も記載があり、神々にまつわるお話も書いてあると ころがGood。
幻想世界の住人たちⅢ<中国編>(Truth In Fantasy)/篠田耕一・著/新紀元社/1989年
雑学本・Truth in Fantasyシリーズの一つ。(ホントこの雑学シリーズ大好きだな!)
こちらはいわゆる中国妖怪辞典。
いかんせん二次創作と言うか妄想補完用に買ったものなので、たくさん妖怪載ってたら自分的にはオールOK。
そういう意味では挿絵もあり、妖怪だけでなく神々もあり、で大満足の一冊。
道教Ⅰ 道教とは何か/福井康順、山崎宏、木村英一、酒井忠夫・監修/平河出版社/1983年
道教とは何か、から始まり、その歴史や経典について解説をしてくれる一冊。
購入目的はずばり道教の神々の紹介ページとその誕生日表です。
それ以外のページを読む気がしないだめ人間がここに一人。
このシリーズは全3冊で、2巻では仏教など他の宗教との関係を、3巻では中国以外での道教についてを解説しているらしい。
道教の神々/窪徳忠・著/講談社学術文庫/1996年
平河出版社から出てたハードカバーの同書の文庫版。
やっぱり購入目的は各神々のプロフィールと誕生日表だったりする。
封神でも出てくるあのひとやこの人の、封神以外での活躍やびっくりエピソードがあったりあったり。

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未読だがあえて紹介

封神演義 Kindle版/八木原一恵・訳/翠琥出版/2013年
上で抄訳版を2つ出している八木原一恵さんの電子書籍版編訳書。
99年版を改定して電子書籍にしたものなのか、それとも更に訳を加えたものなのかの判別がつかず、悩んでいる間に文庫で新しい編訳版が出 たのでそちらに飛びつきました。
こちらには「封神真形図」なるものが収録されているらしいのですが、新しい編訳文庫版で収録されてなかったのでこいつの正体謎のまま だ…。

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日本語以外(だいたい未読)

古典文學大字足本 封神演義/佳禾圖書社/名家出版社有限公司/1982年
古本市にて見かけ、悩んだ結果「買わない後悔より買う後悔!」と200円出して買ってきた、まさかの中国 語版。
当然ながら雰囲気しか読めないので、わかることといったらこれが台湾にて発行されたものであること、発行年月日は中華民国71年 (1982年)1月1日であること、陸西星を作者としていること(原典封神の著作者は許仲林説や陸西星説などがあります)、とりあえず第 100回まで書かれていることぐらいですかね!
いつかまともに読めるように中国語を勉強しよう、という気にはまだなれない。
原文がしっかり全て掲載されている系の本格的な本らしいので、ある意味どころではない宝の持ち腐れである…(反省して?)


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